もくじ
- プロローグ
- 3年で10倍の成長は「水平思考」で取り組めば可能です
- 喫緊課題は、陳腐化した過去の考え方との決別です
- 3年で10倍成長の時代が到来しています
- 学習は二種類あります 「ビジネスの学習」と「人生の学習」です
- 喜怒哀楽の「細部」が水平思考の萌芽に繋がり、人の意識を変えてくれます
- 自分は「1億2400万人の1」の存在であるという自覚が必要です
- 自分の光を放つ特性は、「得意業」(とくいわざ)として生涯生かすことができます
- ビジネスは、勝つか負けるかの世界ではありません
- ビジネスは、売手と買手で成り立っていますが、売手も買手も同じ人間です
- 起業の原点 それは、自分の生き方を得意業に託すチャレンジです
- 日々を繋いでいけば、3年で10倍の成長はたやすく実現できます
- エピローグ
学習は二種類あります 「ビジネスの学習」と「人生の学習」です
1つは、ビジネスの学習です。スキルアップを図る学習です
今までのビジネスの学習は垂直思考の学習です。多くの人が取り組んでいる学習です。
ビジネスで経験したキャリアを積み上げたり、専門書を読んだりしながら「専門性」を高めていく学習です。
垂直思考の学習は今後も必要です。論理的にものごとを考えたり、専門性を高めることは極めて大切だからです。
ただ、垂直思考の学習はビジネスには役立ちますが、人生に役立つことは微々たるものだと、ぼくは考えています。
もう1つの学習は、人生の学習です。日常の精度を高める学習です
人生のルーチンの徹底をはかれば、日常の精度は確実に上がります。
人生のルーチンは、誰でも取り組むことができる学習です。
人生の学習は水平思考にリンクしています。
今日1日の出来事を丹念に思い返し、記す。 これが「人生のルーチン」です
われわれは、喜怒哀楽の中で生活しています。
1日たりとも同じ日はありません。
穏やかに過ごす日もあれば、ストレスをいっぱい貯めこんでイライラする日もあります。
これは、喜怒哀楽が日常の中に溶け込んでいるからです。
生活のなかにも、
ビジネスのなかにも、
人間関係のなかにも、
学びのなかにも、
遊びのなかにも 溶け込んでいます。
われわれは、日々さまざまな喜怒哀楽と遭遇します。
われわれは日々、多種多様な喜怒哀楽を経験しながら1日を過ごしています。
そのさまざまな喜怒哀楽をスルーしてしまうか、それとも、受け止めるか、受け止めた喜怒哀楽を、
記すか、記さないか。
いつ、いかなるときも遭遇した喜怒哀楽を受け止め、記す。これが人生のルーチンです。
★ポイント⑫ ビジネスの学習は専門性を高める学習、人生の学習は日常の精度を
上げる学習です。
いつ、いかなるときも遭遇した喜怒哀楽を受け止め、記す。これが
人生のルーチンです