- プロローグ
- 3年で10倍の成長は「水平思考」で取り組めば可能です
- 喫緊課題は、陳腐化した過去の考え方との決別です
- 3年で10倍成長の時代が到来しています
- 学習は二種類あります 「ビジネスの学習」と「人生の学習」です
- 喜怒哀楽の「細部」が水平思考の萌芽に繋がり、人の意識を変えてくれます
- 自分は「1億2400万人の1」の存在であるという自覚が必要です
- 自分の光を放つ特性は、「得意業」(とくいわざ)として生涯生かすことができます
- ビジネスは、勝つか負けるかの世界ではありません
- ビジネスは、売手と買手で成り立っていますが、売手も買手も同じ人間です
- 起業の原点 それは、自分の生き方を得意業に託すチャレンジです
- 日々を繋いでいけば、3年で10倍の成長はたやすく実現できます
- エピローグ
喜怒哀楽の「細部」が水平思考の萌芽に繋がり、人の意識を変えてくれます
人生のルーチンは、日々自分と向き合う取り組みです
人生のルーチンに取り組めば、今まで(無意識に)見過ごしてきた日常のさまざまな発見があります。
その中でも特に心を捉えるのが、今まで見過ごしていた喜怒哀楽との遭遇です。
喜怒哀楽の「細部」の発見もあります。
★ポイント⑬ 人生のルーチンは、日々自分と向き合う取り組みです。
今まで見過ごしていた喜怒哀楽との遭遇があります
人生のルーチンに取り組めば喜怒哀楽の細部を発見します。
今まで見えていなかった、
今まで気付いていなかった、
今まで感じていなかった、
今まで見過ごしていた、
日常の喜怒哀楽の細部が、頭だけでなく、五感をとおしても感じるようになり、今まで眠っていた身体のどこかが
動き始めます。
具体的には次のようなものが見えてきます。
自分(の内面)をより深く知ることだけにとどまらず
日常の細部
仕事の細部 などに気づくようになります。
「機微」に敏感になり
人(他人)の心の中
人間関係の細部
周りの人からの心遣い
自分に向けられている視線なども、感じるようになってきます。
今まで感じたことのなかった日々の彩りや
今まで見えていなかった光景や風情なども、徐々に見えてくるようになります。
驚きと興奮のなかで心のリズムが変わり始め、感性が目を覚まします。
周りの人々の本音や心の中が、少しずつ感じ取れるようになってきます。
さまざまな心配りができるようになります。
そして、日常が徐々に様変わりしていくのを全身で感じ取ります。
感性が磨かれ、情緒豊かな、彩りのある、味わい深い人生の到来に、日常が様変わりし、今まで感じたことがない
いい気分に襲われます。
そして、日常の精度が確実に上がっていることに気付きます。
これらはいずれも、人生のルーチンがなせる業だと考えます。
★ポイント⑭ 喜怒哀楽の細部が見え、日常の精度が上がってくると周りの人の
本音や心の中が読み取れるなってきます。機微に敏感になり、
感性が磨かれていきます
喜怒哀楽に「鈍感」な人は、目先の果実に目が向きます
果実とは儲け、お金です。
喜怒哀楽に鈍感な人の多くは、目先の果実を求めて前のめりで歩んでいます。
喜怒哀楽より、果実に関心があります。ビジネスは常に結果を出さないといけないと頑なに思い込んでいるからです。
果実を見つけると、たとえ足下に転がっている小石であっても拾い上げます。小石でもたくさん集めると果実は
大きくなると思い込んでいます。
足下の小石を拾い続けている人は、日常の喜怒哀楽にはほとんど関心がありません。
感動のない人生を歩みながら「小石を拾う人生」という、哀れな生涯を終えることになるかも知れません。
喜怒哀楽に鈍感な人は、感情に乏しい、感性に乏しい「並みの人」に陥ってしまいます。
並みの人とは、常識を超えられず、既存の発想で、みんなと同じことを考え、同じことしかできず、
いつも同じ失敗を繰り返していても、平然としている人です。
また、専門書を読みあさり、自分は一角の専門家だと思い込んでいる人も同様です。
専門知識が蓄積してくると、うぬぼれが強くなり、関心の的がビジネスや専門知識に集中し、ついつい
喜怒哀楽に無頓着になっていくからです。
左脳で固まった人、右脳とのバランスが取れていない人も同様です。
これらの人も、垂直思考一辺倒から簡単に脱皮できません。
★ポイント⑮ 喜怒哀楽に鈍感な人は、感情に乏しい、感性に乏しい「並みの人」に
陥っていきます。また、「小石を拾う人生」を歩んでいても、
その自覚はありません
喜怒哀楽に敏感か、鈍感かによって、別々の人生を歩むことになります
喜怒哀楽に敏感か、鈍感か。
喜怒哀楽の細部に目を輝かせて人生を歩むか、それとも、小石を拾う人生を歩むか。
水平思考に目覚めるか、垂直思考一辺倒の人生を歩むか。
そのカギは「人生のルーチン」を実行できるかどうかにかかっています。
★ポイント⑯ 水平思考に目覚めるか、垂直思考一辺倒の人生を歩むか。
そのカギは人生のルーチンの取り組みにあります
喜怒哀楽に無関心な方も、数多くおられます
人生のルーチンを実行できない人、無関心な人は、水平思考にたどり着くことができません。