- プロローグ
- 3年で10倍の成長は「水平思考」で取り組めば可能です
- 喫緊課題は、陳腐化した過去の考え方との決別です
- 3年で10倍成長の時代が到来しています
- 学習は二種類あります 「ビジネスの学習」と「人生の学習」です
- 喜怒哀楽の「細部」が水平思考の萌芽に繋がり、人の意識を変えてくれます
- 自分は「1億2400万人の1」の存在であるという自覚が必要です
- 自分の光を放つ特性は、「得意業」(とくいわざ)として生涯生かすことができます
- ビジネスは、勝つか負けるかの世界ではありません
- ビジネスは、売手と買手で成り立っていますが、売手も買手も同じ人間です
- 起業の原点 それは、自分の生き方を得意業に託すチャレンジです
- 日々を繋いでいけば、3年で10倍の成長はたやすく実現できます
- エピローグ
自分は「1億2400万人の1」の存在であるという自覚が必要です
人はみんな「特性」を持っています
誰にもまねされない自分の特性を持っています
顔かたちなど外見が1人1人違うように、特性も1人1人みんな違います。
特性とは「自分らしさを発揮する能力」です。
個性、性格、知性、感性、センス、好き嫌い、得意分野などで構成されます。
自分の特性は自分だけが持っている、自分にとっての宝物です。
自分が好んで選んだものではないが、気に入らなくても取り換えることができない、これが特性です。
顔かたちや指紋と同じように100人いれば100の特性があります。
だから、特性は、自分が誇れる唯一無二の「宝物」なのです。
自分は日本において「1億2400万人の1」 地球上においては「80億人分の1」の存在だという自覚が
必要です。
★ポイント⑰ 特性は自分が誇れる唯一無二の宝物です
人生のルーチンを励行していれば、みんな特性にたどり着きます
人生のルーチンに取り組んでいると、心に響く、ドキッとするような喜怒哀楽との遭遇があります。
この遭遇が「特性」との出合いです。
特性との出合いは突然やってきます。強い衝撃を受けます。
一瞬その衝撃の正体が分からず戸惑いますが、自分にとってかけがえのないものではないかと直感し、その正体を
追いかけます。
メモを取りながら追いかけます。
ことばが次々と出てきます。いつの間にか自分で書いているより誰かに書かされているような感覚で、我を忘れ、
前後見境もなく書き綴っています。
手が止まったとき一読し、ここで、この正体が自分の特性であったことに気付きます。
その1つ1つに納得しながら、今まで気付いていなかった自分の一面に接し、急に成長したような気分に襲われます。
心が弾みます。
ポジティブな気分になり、明日が待ち遠しくなります。
このような経験は一回ではありません。
その後、何回も何回も(同じ体験を)重ねていきます。
回を重ねるごとに、
特性に深みが増してきます。
毎回、今まで経験したことのない驚きや感動を覚え
また、自分に新しい一面がつけ加えられていきます。
人生のルーチンに割く時間が増え
自分の時間を持つ大切さに気付き
日常の精度が高まり、取り巻く環境の変化の中で
自分の成長を実感します。
★ポイント⑱ 特性との遭遇はドラマそのものです
人生のルーチンを励行していれば、特性を生かす機会は必ず到来します
特性は、生かせば生かすほど磨かれ、より自分らしい日々を歩む礎になっていることに気付きます。
自分の思い描く人生を目指すことも、
誰にもまねされることのない独自のビジネスも進めることも 可能ではないかという自信めいたものが
生まれます。
でも、喜怒哀楽に無頓着で、人生のルーチンに関心がなければ、また、人生のルーチンを実行する意思がなければ、
特性は眠ったままで、生涯を通して発見できないと思います。
並みの人から脱皮できず「小石を拾う人生」を歩み続けることになると思います。
★ポイント⑲ 人生のルーチンを励行していれば、特性を生かす機会が到来し、
思い描く人生の実現を目指す自信が湧いてきます
人がもっとも幸せに感じるときは、夢中になって何かに取り組んでいるときです
人は、誰でも自分が好きなことをしているときは、それに打ち込みます。
他人から見て大変だと思えることでも、それに打ち込みます。
特性は、好きで好きでたまらない、自分だけの「得意分野」です。
次のような経験は、今まで何度も経験していると思います。
時間の経過を忘れ、何時間も夢中になって取り組んでいる。
来る日も来る日も取り組んでも飽きない。
いつも心がくすぐられ、極めたい衝動に駆られる。
どんな状況にあっても心が奪われる。
惜しみなく時間やお金をつぎ込める。
生涯をとおして深め続けたい、追い求めたい、奥義を極めたい。
これらに取り組んでいるときは幸せです。
自分の特性をフルに発揮しているから幸せなのです。
なぜ、時間の経過を忘れるのか
なぜ、夢中になるのか
なぜ、飽きないのか
なぜ、犠牲を払っても手に入れたいのか
なぜ、心が奪われるのか。
それは… 特性にはまり込めば、それを生かしたいという強い衝動に駆られるからです。
特性を生かしたいという強い衝動… これは人間の「本性」です
自分が一番やりたいことに没頭しているときは、自分の特性をフルに発揮しているときです。
だから、心が満たされ、幸せを感じるのです。時間の経過を忘れるのです。
喜怒哀楽に敏感であればあるほど、特性を発揮する機会は確実に増え、誰からも邪魔されず、良い気分で、
多くの人に喜んでもらえる時間が増えていきます。
特性は生まれたときはただの原石ですが、磨けば宝石になっていきます
喜怒哀楽に鈍感で、生涯(自分の)特性に気づかなければ「原石」のままで終わります。
宝石をさらに磨けば「自分の光を放つ宝石」になっていきます
特性は、無限に生かすことができます。生かせば生かすほど磨かれていきます。
生涯にわたって生かし続けると、生涯にわたって磨き続けることになります。
磨けば磨くほど、深く、自分らしく輝きを増し、自分らしさが磨かれていきます。
こうして、自分は「1億2400万分の1」の存在であったことを確信します
★ポイント⑳ 特性は、好きで好きでたまらない自分だけの「得意分野」です。
生かせば生かすほど「自分の光を放つ宝石」になり、生涯を通して
輝き続けます